その一:一般的な経絡指圧のような刺激の軽い施術ではない。しっかり深筋膜のツボが捉えて、体の芯に向かって適切な刺激を与えて、体の不調を治療する技術である。
その二:長年の施術経験から生まれた技術なので、特に重症の患者から支持されている。誰にも効果が出るが、誰が受けても良さが分かるものでもない。
その三:解剖学の基礎からの正確な取穴するので、芯がほぐれ独特な痛気持ちよさを感じることができる。
首肩、腰などの長年の頑固な凝り、頑固な頚椎症による手の痛みと痺れや頭痛、なかなか治らない腰痛、臀部の痛みを独自の治療法によって改善します。頚椎、腰椎のヘルニア、および後遺症、脊柱管狭窄にもよく効きます。
故宮路智謙先生直伝の経絡指圧は、親指で全身の深筋膜をしっかり捉え、優しく深く押圧。やや痛みを伴う気持ちいい刺激から現れる生体反応を利用して、局所の痛みや凝りを治療する指圧。同時に、体のバランスを整えます。身体の大事なツボが手足にあって、仰向けになってそれらを深く指圧すると、全身の流れが良くなり、寝に入る時のようなリラックス感を得られます。
自由が丘マッサージときわ台の師匠である故宮路智謙先生(2013年に他界)は、元ラグビー日本代表のキッカー。20代で怪我により引退後指圧師の道へ。浪越指圧学校卒業後、約34年ほどの施術を経て自分流の経絡指圧施術を創りました。
宮路先生は、経絡とツボが深筋膜の上にあるという独自の見解をもっています。ひと押しずつツボを探りながら、経絡に沿って指圧することが正しいというものの、それを受けてすぐに経絡の気の流れを感じ取れるのは全ての人ではないことも確かです。
施術後は身体がだるく感じる人もいますが、一晩寝ると筋肉も回復。翌日のだるさも抜けすっきりします。私どもも、さらに経験を積み宮路先生のように押せるよう努力してまいります。
●このような症状がある方は、鍼治療をご遠慮ください
1.<禁忌症> 急性伝染病、急性腹症、重篤な心疾患、悪性腫瘍、血友病、壊血病、紫斑病、免疫不全症、肺炎など高熱を発する疾患。
2.血圧が著しく高い時、あるいは低い時、酩酊時、精神異常時、その他重篤な状態にある時。
3.体力がないとき、例えば他の病気で熱がある時、激しい運動前後、アルコールの摂取前後、長時間のお風呂前後、また妊娠初期や妊娠3ヶ月以内の方など。
●鍼治療後、以下のような症状(副作用)が現れる場合があります
1.疲れを感じる、食欲がなくなる、筋肉の力が抜ける。皮膚、浅い筋肉層の痛みを感じるなど。
2.神経圧迫などの疾患がある場合には、末梢神経支配範囲の痺れ、熱感、痛みなど 重症、病歴の長い場合は、痛みの移動を感じるなど。